私達の見ている世界は、真実?

私達は自分と同じように、相手も見て、聞いて、感じている・・と思いがちですが、

私達は自分の見ている世界と、他の人が見ている世界は違います

私達の脳には脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)という器官があり、RAS機能とも言われているフィルターのようなものがあります。

このフィルターにより、私達には身の回りにある莫大な情報の中の極少量しか入ってきません。

脳

消えた莫大な情報・・・

フィルターにより入ってこないというのは、どういう事なのか

例えば、いつも見ているモノでも、色や形を絵に書こうとすると細かいデザインが思い出せない・・。

会社の床の色、ドアのデザイン、机の上の配置が思い出せない・・。

近所に広い空き地ができたけど、何が建っていたのか思い出せない・・。

このような事はありませんか?

私達は、周りにあるほとんどのモノを認識していません

情報量で言うと、周りに200万bpsの情報のうち、わずか134bpsしか入って来ないです

本当に少量ですよね

引き寄せもフィルターと関係ある?

削除される情報が多い・・では、どうやって情報を選択するのか。

それは、「必要だと思った」情報を脳が自動的に選びます。

選択

「あの鞄ほしいな~」「あの車いいなぁ」と思った時に

立て続けにその鞄や車を見たり、それを使用している人を見かけたりする事はありませんか?

「引き寄せかも!」って話題になる事もありますが、それは脳がその情報を「必要」だと思い選んだだけなんです。

つまり、元々平等に情報として存在していたけれど、必要だから情報として認識できるようにした・・。という状況です。

そのため、「引き寄せ」というよりは「掴み取る」「キャッチする」の方が合っているかもしれません。

自分の選択で見える世界が変わる

このように、私達は見ている世界が限られているため、それぞれ違う認識をしています。

光の部分(ポジティブ)を見ていきるか、闇の部分(ネガティブ)を見ていきるかで、同じ環境であっても人生は変わってくるのです

なんと「私、〇〇したい」と思っただけで、脳は20000の情報を集めます。

私達は、このスーパーコンピュータを持っています。

大切な事は使い方を知っているか、知っていないか。

上手に脳を使って、より良い人生を♪

今後、自分への掘り下げをするために、「感情」や「脳の仕組み」を書いていきますので、ご参考にしていただけると幸いです。